コロナスパイクタンパク
抗体(中和抗体)
検査のご案内
この度、ワクチンに対する免疫応答の把握に有効といわれています、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)抗スパイクタンパク(S)抗体定量検査ができるようになりましたのでご案内します。
スパイクタンパク抗体(中和抗体)検査をおすすめする方
過去に新型コロナに感染したかどうか不明で、ワクチンを接種すべきかどうか迷っている方。 ※過去に新型コロナにかかっていても、WHO等ではワクチン接種が推奨されています。
・ワクチン接種後に副反応がなく、本当にワクチンが効いているのか心配な方。
・1回目のワクチンで副反応が強く、2回目が打てるか心配。もう抗体がついているのか確認したい方。※ワクチンは2回の接種が推奨されています。
ワクチン接種前や接種後に自分の抗体価を確認したい方。
スパイクタンパク抗体(中和抗体)検査はいつ受ければいいの?
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では、IgG抗体は発症後約10日で上昇し、発症後14日目以降の陽性率は100%と報告されています。従って、
・過去感染が気になる人→ 症状が出てから14日後以降の検査
・ワクチン接種後→ 2回目の接種を終えて1週間後以降 or 調べたいタイミングで検査をお勧めします。
ファイザー社/ビオンテック社製のmRNAワクチン「コミナティ筋注」の接種を終えた方について、最近の日本人を対象とした実験では、2回目の接種を終えて1週間後に十分量の抗体が産生されていると報告されており、2回目の接種後1週間以降であれば正確な評価が可能と考えられます。ただし、ワクチン接種前、1回目の接種後、2回目の接種を終えて長期のタイミングなど個々人の関心に合わせて繰り返しの検査も可能です。